◆ キャンパスで触れる国際環境 他 ◆


●キャンパスで触れる国際環境

 学生の皆さんの中には「留学に行くために語学力をつけたい。」「国際交流に関心があり外国人の友人を作りたい。」「就職を考えて国際力を身に付けたい。」などと考えている人も多いと思います。また、大学院に進学すると海外の学会等で論文発表することもあり、英語で論文を記述する力も必要となります。
 語学力を上げたり、国際的な感覚を身に付けるために最も有効なのは、外国に留学してしまうことですが、そのためには準備が必要で、英語力のブラッシュアップや外国人留学生との交流で経験を積んでおくことが好ましいです。
   大学では「普段着の国際化」をスローガンに、学内においてこれらの「国際力」をつけるための手段の整備を推進しており、学生の皆さんの積極的な参加をお待ちしています。


カリキュラムの中に組み入れている語学教育

【学域】
英語による専門科目の履修
(国際科目)
協定校との交換プログラム(短期交流プログラム:JUSST)の学生用に開講される英語で行われる授業科目で、総合文化科目におかれる科目と、各類の専門科目におかれる科目があります。なお、科目によっては語学力などの履修制限がかけられています。
※科目名は教務課の時間割のページの国際科目(前学期後学期)を参照してください
英語による授業の履修
言語文化基礎科目I
言語文化応用科目I
言語文化演習科目
上級科目
本学における英語教育の目標は、科学者や技術者が必要とする英語のコミュニケーション能力の養成です。また、英語演習や上級科目は英語必修科目の延長線上にある科目で、アカデミックな英語を習得する手助けになるよう開講されています。授業は英語で行われます。
技術英語科目glアカウントでログイン
学域技術英語は、理工系学生の英語の基礎能力を向上させ、学生の専攻に関する知識と能力および理工系分野の研究におけるディスカッション、プレゼンテーション、リーディング、ライティングのニーズ・ジャンルに応じて作られた三年次の実践教育プログラムです。本プログラムは、学生主体の講義を行い、本学の類・専攻に係る理工系英語のアカデミックスキルを向上させることを目的とします。学域技術英語コースの最終的な目標は、受動的な英語学習者を、研究者やエンジニアとして様々な場面で積極的に英語を用いたタスクを行えるようにすることです。すべての授業は英語で行われます。
The Undergraduate Technical English is an English education program for the 3rd-year students aimed at improving science and technology students’ basic science and technology language and its characteristics, introducing and enhancing students’ knowledge and competences of academic disciplinary genres of students’ background, and practical academic skills needed for research discussion, presentation, reading and writing in science and technology disciplines and fields. The Undergraduate Technical English coursers’ ultimate objective is to transform passive learners of English to active users of English in semi-real-life and real-life contexts of English performing various tasks required of student researchers and beginner engineers through student-centered approach to education. All classes are conducted in English.
第2外国語による授業の履修
言語文化基礎科目II
言語文化応用科目II
第2外国語として、独語、仏語、露語、中国語、韓国朝鮮語を用意しています。
言語文化基礎科目IIは選択必修科目で各言語の文法の基礎を、言語文化応用科目IIは共通単位で各言語の文法の基礎、和訳の方法を学びます。
言語文化演習科目 語学演習科目として、英語、独語、仏語、露語、中国語、韓国朝鮮語を用意しています。
様々なテーマ、ジャンル、言語スキルを通して、個々の学習ニーズや目標に応じて語学力を強化する機会が提供されています。
【大学院】
英語による専門科目の履修
各専攻で開講する科目の一部について、学習目的に応じたタイプ訳をした上で、英語を用いた講義が行われています。
 1. 英語のみで講義を理解する英語能力がある学生に向けた講義(英語タイプI
 2. 日本語と英語を併用し、専門用語等の理解を中心に、英語力向上に資することも目的とした講義(英語タイプII
※科目名は教務課の時間割のページ大学院の英語で開講する科目リスト(The List of Course in English)を参照してください
英語による授業の履修
(大学院技術英語)
英語による学術文章作成及びプレゼンテーションを体験することにより、英語による学術論文作成や国際学会発表、さらに国際共同プロジェクト参加等、研究遂行上有効と考えられる実践的なスキルの修得を目指して各専攻毎に行われる授業です。授業は英語で行われます。


特プロへの参加

 本学は「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に応募し採択されています。このプログラムは本学が国外にいる学生を日本国国費留学生(以下国費留学生)として推薦し、本学が設置する教育プログラムに参加させるというもので、採択されたプログラムはMICH(Multifaceted International Collaboration Hubs)とAiQuSci(AI and Quantum Sciences for Developing Innovative Human Resources)の2つで、毎年併せて博士前期課程に4名が、博士後期課程に12名が入学してきます。
 両プログラムは入学した博士前期課程4名と博士後期課程12名に加えて、私費留学生16名と日本人学生16名も参加し、協働しながら学習するプログラムです。
 電通大の中で外国人留学生と積極的にかかわることができるチャンスなので。募集があった場合は、是非応募してください。
  国費特別プログラムについて     私費留学生・日本人学生参加者募集


単位認定

【学域学生】
 大学間交流協定を締結している協定校に交換留学し、先方の単位を取得した場合は他大学との単位互換協定で取得した単位及び入学前の既修得単位を含めて60単位を限度に卒業要件となる総合文化科目・実践教育科目・専門科目の単位又は共通単位として認定されることがあります。
 留学から帰国したら、教務課教務係に所定の書類を提出してください。

【博士前期課程学生】
 他の大学院で取得した単位及び入学前の既修得単位については合計で4単位までを専門科目IIの単位(機械知能工システム学専攻では専門科目II(B))とすることが可能です。
 留学から帰国したら、教務課大学院教務係に所定の書類を提出してください。